「結城市の寺」
結城市は、鎌倉時代から戦国時代末期まで初代結城朝光から18代結城秀康まで結城家が
約400年治め、江戸時代には、幕府直轄領ののち、結城水野家(1700年〜)明治維新(1871
年)まで11代約170年続いた城下町です。
結城家と結城家の分家である山川家に縁のあるお寺が多く、現在市内に39寺あるとされてい
ます。
真言宗豊山派が15寺と一番多く、次いで曹洞宗が9寺、新義真言宗が5寺となっています。
所在地は、結城家の城下町であった結城市北部(JR水戸線より北側)に19寺と多くの寺があ
ります。
39寺という数は、平成の市町村合併(結城市は合併なし)で茨城県で12位と下がりましたが、
寺密度(kuあたり寺の数)では、0.59寺/kuと茨城県で一番多い数字となっています。特に、
結城市北部(旧城下町)では、2.38寺/kuと圧倒的な多い数字となっています。
つまり、徒歩圏にたくさんの寺があることが結城市の寺の特徴です。
結城市内に39寺あるといわれているお寺のうち、結城百選に選ばれた28寺を紹介します。
(あいうえお順)
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